車を長持ちさせたい人は、DIYで下回りの塗装してみませんか?
片道30キロの車通勤をしている、オッサンLABO(@ossan_labo)のオッサンです
車に長く乗っていると、どうしても”劣化”しますよね
特に車の下回りは、汚れが付きやすく錆びやすい!
ということで今回のお話しは・・・
というお話しです
車の下回り塗装は必要なの?
車検の内訳をよく見てみると・・・
“下回り塗装:○万円”みたいな項目があります
普段見ることの無い車の下回りなのに、数万円も払いたくないですよね
そもそも車の下回りの塗装は必要なのでしょうか?
下回り塗装が必要な理由
結論から言うと、車の下回り塗装は”必要”です!
特に・・・
- 年式の経った車
- 雪が降る地域を走る車
- 海岸沿いを走る車
などの場合は、車の下回り塗装を車検時にすることをオススメします
経年劣化による錆の防止
雨風にさらされていると、金属は必ず錆びます
塗装され普段から洗浄されているボディは・・・
綺麗かもしれませんが、金属むき出しの車の下回りは錆びているかも?
別に見えるところじゃないし大丈夫!
と思っていても・・・
下回りが錆びが酷くなると、車検が通らなくかも?
それどころか最悪の場合・・・
走っている時に、マフラーが落下するなんて大きな事故にもなります
車の下回りが錆びないように、下回り塗装は必要なのです
雪道・海岸などの塩害から保護
金属の天敵は水分ですが・・・
水分に”塩分”が加わることで、さらに金属が錆びるスピードが速くなります
車に塩が付くことなんてないです
と思いますよね?
でも冬になると道に撒かれている融雪剤の”白いツブツブ”は・・・
成分に”塩”が含まれているので、車は塩害の影響を受けます
さらに海岸を吹く気持ちの良い”潮風”にも塩分が含まれているので・・・
海岸沿いを走る車も錆びやすいのです
雪山や海水浴を楽しむ人は、塩害から保護のために下回りの塗装が必要なのです
意外と高い下回り塗装
さてオッサンLABO片道30キロの通勤で、必ず山道を通りますが・・・
冬になると、ご丁寧に”融雪剤”がいたるところに撒かれています
車も古くなってきたので、下回り塗装をしてみようかと調べてみると・・・
車種 | 軽自動車 | 普通車 |
平均工賃 | 15,000円 | 25,000円 |
普通車なら場合によっては、3万円もして下回り塗装って結構高いんです
でも元整備士のオッサンLABOから言わせると・・・
下回り塗装なんてDIYで出来るじゃん!と思うのです
DIYで十分!車の下回り塗装
車の塗装なんて素人が出来るんですか?
と思うかもしれませんが・・・
スタッドレスタイヤを自分で交換する人なら十分出来ますよ
しかもDIYで塗装した方が・・・
費用も安く済むのでDIYの方が良いですよね?
塗装前の下準備
さて車の下回りの塗装ですが・・・
“簡単”と言っても、少しだけ準備する必要があります
失敗しても車の走行性能が、落ちるわけではありませんが・・・
満足行く仕上がりにするために、下準備はシッカリしましょう
下回りの洗浄
車の下回りは、道路の泥や車の油などで汚れています
この状態で下回りを塗装しても・・・
汚れの層に塗料が防がれて、下回りを綺麗に塗装することが出来ません
シッカリと下回りの塗装が出来るように、まずは下回りの洗浄をします
特にこびり付いた油は、簡単に落とせないので・・・
高圧洗浄機もしくは洗車機などを利用して洗浄します
下回りを洗浄した後は、水分が乾くまでしばらく待ちます
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マスキングをする
DIYの塗装の場合、スプレー缶を利用しますが・・・
風などで塗料が飛ばされて、車のボディーに付く場合があります
他の部分に塗料が付かないように、シッカリとマスキングします
新聞紙などでカバーして、マスキングテープで固定すればOKです
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ご近所へのご挨拶
スプレー缶で塗装すると、塗料内の成分でシンナー臭がします
屋外ならすぐに臭いは消えますが・・・
住宅密集地だと、近くの家にシンナー臭が入るかもしれません
下回りの塗装は短時間なので、健康被害の可能性は低いですが・・・
刺激臭なので、不快に感じる家の人も多いと思います
良好なご近所関係を保つために、住宅地で車の下回り塗装をする場合は・・・
ご近所へのご挨拶はするようにしましょう
塗装してみる
さて車の下回り洗浄で汚れを落として・・・
周りに塗料が飛ばないようにマスキングが出来れば、いよいよ塗装です
可能であれば、スタッドレスタイヤに交換するみたいに・・・
ジャッキアップしてタイヤを外しましょう!
タイヤを外すのが面倒な人は・・・
前輪を浮かせて左右にハンドルを振って、隙間から塗ると良いですよ
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クリアースプレーがオススメ
いよいよ塗装ですが、使用するスプレー缶は・・・
クリアタイプがオススメです
クリアなら万が一車のボディに塗料が付いても目立ちません!
またクリアで塗装することで・・・
元の色に艶がでるので、非常に綺麗な仕上がりになります
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塗装する場所
塗装する場所から、スプレー缶を15センチほど離して・・・
まんべんなく下回り全体を塗装していきます
特に・・・
- マフラーと固定金具
- タイヤハウスなどの足回り
- フェンダーの裏側
などの部分は、水分が溜まりやすいのでシッカリ塗装しましょう!
ということでクリアスプレー缶で塗装してみると・・・
“ササッ”と吹き付けただけで、簡単に新品以上の輝きになりました!
これならシッカリ塗装しても、スプレー缶1本あれば十分足りると思います
1年に一度は下回り塗装
洗浄からマスキングして塗装するまで・・・
DIYでも2~3時間で下回り全体を塗装することができます
これで長く良い状態で車に乗れるので、下回り塗装は大切ですね!
しかも車の状態が良いと・・・
下取りやカーリース返却時にも、車の査定額が上がります!
意外と簡単!車の下回り塗装
さて今回は、車を長持ちさせる下回りの塗装について紹介しました
専門的な知識が無くても出来る・・・
車を長持ちさせる工夫が “下回り塗装” なのです
特に雪が降ったり、海岸沿いを走る車には必要な塗装です
年に一度は、車をジャッキアップしてこまめに塗装しましょう
この”快適通勤研究所”では、通勤に使う車やバイクなど・・・
今後とも”快適通勤研究所”をよろしくお願い申し上げます