リモートワークが多い会社なので、Googleカレンダーを共有しています
電車通勤 、片道1時間のオッサンLABO(@ossan_labo)のオッサンです
我社もCovid-19の影響で、リモートワークが増えてきました
リモートワークが多くなると・・・
- 社員の通勤時間やオフィスコストの削減が出来る!
- 育児や介護による離職率を低下させることが出来る!
などなどメリットも多くて、会社も社員も大喜び
でも、その一方で、チームのスケジュールや会議の確認など・・・
「リモートワークはすぐに予定が確認できない!」という欠点があります
そこで役立つのが、会社でGoogleカレンダーを共有する方法です
ということで今回の記事テーマは・・・
というお話をしたいと思います
Googleカレンダーの共有
上記は平成29年総務省の「リモートワークに対する課題」のグラフです
当時からリモートワークは・・・
- 社員同士のコミュニケーションができない
- 適正な労務管理ができない
などなど、いろいろな課題が挙がっていました
でもこの課題って、Googleカレンダーを共有すれば解決できると思うんです
共有するメリット
Googleカレンダーの予定を会社で共有すると・・・
会社に出勤しなくても、社員の予定をすぐに確認することができます
すぐに確認がとれるなら、リモートワークでも・・・
社員のコミュニケーション不足を少し解消できると思いませんか?
連絡ミスが無くなる
会社のコミュニケーション不足でよくあるトラブルが・・・
予定を「伝えていない」という連絡ミスです
でもGoogleカレンダーで共有すると、予口頭で伝える必要がないので・・・
「伝えていない」という連絡ミスが無くなります
さらにGoogleカレンダーのメモも共有できるので・・・
作業の進捗など、業務連絡も忘れず社員で共有することができます
いつでも予定を確認できる
Googleカレンダーは、Googleアカウントを入力すれば・・・
どんな端末からでも、Googleカレンダーを確認することができます
- システム手帳を忘れたから、予定が分らない!
- 会議室が空いているか、会社に戻らないと分らない!
なんてことが無いので、今の時代は必須ツールと言えるかもしれません
Googleカレンダーなら、いつでも予定を確認ができるわけです
2種類の共有方法
ではGoogleカレンダーで、実際に共有する方法を紹介します
まずGoogleカレンダーの共有方法は2種類あって・・・
「Googleカレンダー」と「予定のみ」共有するものです
パソコンとスマホで、対応内容が異なります
共有方法 | パソコン | スマホ |
Googleカレンダーを共有 | できる | できない |
予定のみを共有 | できる | できる |
それぞれの会社にあった共有方法を選びましょう
Goolgeカレンダーの共有する
まずパソコンで、Googleカレンダーを開きます
設定アイコンをクリック
Googleカレンダーの上にある「ギヤ」のアイコンから設定をクリックします
アカウントをクリック
次にGoogleカレンダー設定の左メニューから、Googleアカウントをクリックします
Googleカレンダーの共有設定
Googleカレンダーの共有設定には・・・
- 一般公開して誰でも利用できるようにする
- 特定のユーザーとの共有
上記の共有方法があります
どちらを選べばいいか悩む人は、下の表を参考にしてください
一般公開して誰でも利用できるようにする | 自分の会社以外の人に予定を共有したい場合 |
特定のユーザーとの共有 | 自分の会社の人だけで予定を共有したい場合 |
会社なら「特定のユーザーとの共有」で、問題ないと思います
ユーザー追加
次に「ユーザー追加」から、共有したい相手のGmailを入力します
共有ユーザーに付与できる権限内容は、以下の通りです
予定の表示(時間枠のみ、詳細は非表示) | Googleカレンダーで予定が入っている時間だけを確認できます |
予定の表示(すべての予定の詳細) | Googleカレンダーに表示されている予定の詳細が確認できます |
予定の変更 | Googleカレンダーの予定の追加・編集・削除が出来ます |
予定の変更および共有の管理 | Googleカレンダーの予定の追加・編集・削除・共有設定が出来ます |
会社でGoogleカレンダーを共有する場合・・・
- 予定の変更および共有の管理 → システム管理者
- 予定の変更 → チームリーダー または 事務
- 予定の表示(すべての予定の詳細)→ チームスタッフ
- 予定の表示(時間枠のみ、詳細は非表示)→ 会社内(外)他チーム
といった具合に、権限をシッカリ分けて共有することをオススメします
共有ユーザーのGmailと権限を設定したら「送信」をクリックします
共有の許可をしてもらう
共有したいユーザーのGmailにGoogleカレンダー共有のメールが届きます
メールを受け取った人が「このカレンダーを追加」をクリックすれば共有完了
予定のみを共有する
次は「予定のみ」を共有する場合です
パソコンでも出来ますが、今回はスマホでの操作を説明します
Google カレンダー: 予定をスマートに管理する
Google LLC無料posted withアプリーチ
Googleカレンダーの予定をタップ
まずはGoogleカレンダーアプリを起動し「予定」をタップします
ゲストを追加をタップ
予定を入力した後に「ゲストの追加」をタップします
ゲストのリスト(連絡したことがある人)が表示されます
リストから選択出来ますし、直接Gmailアドレスを入力してもOKです
予定を入力して保存
あとは「保存」をタップすれば、登録した予定が共有されます
スマホでもGoogleカレンダーの共有簡単ですよねぇ
でもゲストを間違うと、知らない相手に予定が共有されるので・・・
予定を保存する前に共有相手に間違いがないか、必ずチェックしましょう!
Googleカレンダーは完璧じゃない
簡単に会社の予定を共有できるGoogleカレンダー・・・
リモートワークが多くなってから、社員の予定共有で活躍しています
ただGoogleカレンダーも完璧ではないので・・・
やはりアナログのシステム手帳や直接の電話連絡は必要です
Googleカレンダーに出来ないこと
ということでGoogleカレンダーを使って気がついた・・・
「あっ!ここ不便」と思ったポイントを紹介します
Googleカレンダーの共有は双方向ではない
まず会社では、チームリーダーのGoogleカレンダーを共有しました
共有設定は簡単ですが・・・
じつは「Googleカレンダーは100%の双方向共有」ではありません
どういうことかというと・・・
チームリーダー | Googleカレンダーに「新規予定」を入力すると共有カレンダーに反映される |
チームスタッフ | Googleカレンダーに「新規予定」を入力しても共有カレンダーに反映されない |
新規予定を共有できるのは、Googleカレンダーのオーナーだけなのです
このことを勘違いしているスタッフが多く・・・
Googleカレンダーを共有したのに「予定が共有されない!」と連絡がありました
もし双方向で「新規予定」を共有出来るようにするには・・・
チームリーダー・チームスタッフお互い「Googleカレンダーの共有設定」が必要です
そもそもネット接続が前提
次はGoogleカレンダーが「ネット接続が前提」であること
たとえば、ネット接続できない地下や建物で仕事をしていると・・・
会社の共有Googleカレンダーをパソコンからは確認することができません
そのため、ある程度の月間スケジュールが決まれば・・・
予定をプリントアウトもしくは、システム手帳にメモしたりしています
最近ではネットが接続できない場所は、ほとんどありませんが・・・
万が一に備えて、アナログでも重要な予定は記録するようにしています
スマホのアプリの場合は、すでにGoogleカレンダーに反映された予定は、ネット接続されていなくても確認することが可能です。
会社でGoogleカレンダーを共有しよう!
ということでリモートワーク中は、Googleカレンダーを会社で共有して・・・
直接会わなくても、社員の連絡ミスが減るようにしています
さらにToDoリストやKeepメモも併用することで・・・
Googleカレンダーで、より連絡ミスを減らす工夫もしています
ただGoogleカレンダーの共有で、100%連絡ミスが無くなるわけではありません!
最終確認や個人の予定は、システム手帳や電話連絡を今も併用しています
Googleカレンダーの共有で、なにが出来るかを見極めることが重要ということです
この”快適通勤研究所”では、車 通勤をはじめ電車バイクなど・・・
今後とも”快適通勤研究所”をよろしくお願い申し上げます