ハイオクからレギュラーにすれば、ガソリン代節約できるのか？
元整備士のオッサンLABO（@ossan_labo）のオッサンです
車通勤で一番気になるのが、ガソリン代ですよね？
たまに車通勤のオッサンLABOでも・・・
1ヶ月で、1万5千円以上はガソリン（ハイオク）代が必要です
- ハイオクガソリンだから高いんじゃないの？
- レギュラーガソリンに変えたら？
なんて言われることがあります
ハイオクガソリンとレギュラーガソリンの違いって知ってます？
ということで今回のテーマは・・・
というお話しです
ハイオクガソリンとは？
みなさんはハイオクとレギュラーガソリンの違いをご存知ですか？
ハイオクは、オクタン価が「高い（high）」ことから・・・
略して「ハイオク」と呼ばれています
その「オクタン価」ですが・・・
ガソリンが「自己着火するしにくさ」を示した数値のことです
ではガソリンが自己着火しにくいのが、ナゼ良いのか？
ハイオクとレギュラーガソリンの違い
車のエンジンは、吸入 → 圧縮 → （着火）燃焼 → 排気といった・・・
4つの行程を繰り返して、動力を生み出しています
もし各行程の「タイミング」が少しでもずれると・・・
エンジンは正常なパワーどころか、トラブルが発生するのです
ハイオクはパワーの強い車向き
パワーが強い車は「圧縮」する力が非常に強くなります
混合気は圧縮されると高温になるので・・・
オクタン価が低いガソリンは、圧縮の高温で自己着火する場合があります
タイミングがズレて着火すると・・・
エンジンから「キンキン！」といった異音が聞こえるようになります
これが「ノッキング現象」と呼ばれるトラブルです
しかし自己着火しにくいハイオクは、パワーが強いエンジンでも・・・
正しいタイミングで燃焼できるのが特徴です
ポイント！今の車には「ノッキングセンサー」が搭載されているため、レギュラーガソリンでも「ノッキング」が自動的に防止されるようになっています。
レギュラーガソリンより高くなる
ハイオクは「オクタン価」が高かい以外にも・・・
添加物が入っているため、レギュラーガソリンより価格が高くなります
たとえば添加物の中には・・・
燃焼した後にできる「燃えカス」を洗浄する洗浄剤も含まれています
パワーがあるエンジンは「燃えカス」も多くなるので・・・
エンジンを綺麗にしてくれるのがハイオクの特徴なんです
燃費が変わる？
車通勤していると「価格が高いハイオクだけど、燃費はどうなの？」
気になるところですよね？
燃費自体は、車の重量やエンジン性能によって大きく左右されます
つまりハイオクとレギュラーで、燃費の違いは比較できません
ただハイオクを長期的に使えば・・・
洗浄剤などが含まれているハイオクは有利かもしれません
ガソリンを変えるとどうなるの？
ハイオクは「オクタン価」が高く「添加物」が入ってるので・・・
レギュラーガソリンより価格が高い理由が解りました
ただ「ノッキング」や「燃費」に大きな影響が無いなら・・・
「ハイオクからレギュラーに変えて節約しようかな」って思いますよね
結論から言うと・・・
ガソリンを変えても、車の走行自体に、あまり問題は出ないでしょう
ハイオクからレギュラーガソリンに変えた場合
試しに我が家のハイオク推奨車にレギュラーを使用しましたが・・・
車は普通に走行しました
今の車は、レギュラーガソリンが使用された場合でも・・・
車に搭載されているコンピューターが、自動的にトラブルを防いでくれます
ただしレギュラーガソリンには、洗浄剤などの添加物が含まれていません
長期的にレギュラーガソリンを使用すると・・・
「燃えカス」が溜まって、燃費やパワーの低下の可能性があります
ハイオク推奨車には、ハイオクガソリンを使用するのがオススメです
レギュラーからハイオクガソリンに変えた場合
逆に「レギュラーからハイオクガソリンに変えた場合」どうなるのか？
こちらも車の走行には問題ありません
ただハイオクに変えることで・・・
洗浄効果を期待できますが、たまにハイオクするだけでは効果は薄いと思います
でも長期的に価格が10円も違うハイオクガソリンを使用し続けると・・・
月数千円・年間数万円変わってきます
ハイオクに変えることで、当然ですがガソリン代の負担は大きくなります
でも洗浄剤で、エンジンを良い状態に保ちたいしなぁ
という人も安心です
洗浄剤は、ガソリンとは別に入れることが可能です
1,000円位で購入できる添加剤を入れたほうが、節約になると思いますよ
ガソリン代を節約するなら
通勤に使っている車が、ハイオク推奨車だし・・・
「ガソリン代が多少高くなっても、ハイオクガソリンに変えたい！」
という人もいると思います
その場合は、ガソリン代が最大7円引きになる「サービス」を利用しましょう
それが「ENEOSカード」と「エネキー（EneKey）」の組み合わせです
3種類の割引率の違い
全国ENEOSスタンドで、ガソリン代が節約できる「ENEOSカード」ですが・・・
Cカード・Pカード・Sカードと3種あります
それぞれの還元率は以下の通りです
| カードの種類 | 還元方法 | 最大還元率 |
| Cカード | 値引き | 最大7円/L |
| Pカード | ポイント | 最大3％ |
| Sカード | 値引き | 2円/L |
「エネキー（EneKey）」登録で更にお得！
さらに「エネキー（EneKey）」に登録することで・・・
地元のENEOSスタンドでは、さらにガソリン代を値引きしてくれます
だから「Sカード」で登録しても・・・
還元率としては「Cカード」とあまり変わらない場合があります
年会費無料で、ガソリン代も値引きしてくれるのは魅力的ですよね
車に合ったガソリンで節約しよう！
ハイオクガソリンは、オクタン価が高く添加剤も含まれているので・・・
価格は高くなりますが、レギュラーガソリンより優れた性能があります
ハイオク推奨車で通勤している人は、価格は高くなりますが・・・
長期的に考えると、ハイオクの方が節約になると思いますよ
逆にレギュラー推奨車なら・・・
レギュラーガソリンを使用して、後から添加剤を使用する方が節約になります
ハイオク・レギュラー共に特徴があるので・・・
通勤に使っている車が、推奨しているガソリンを使用して節約しましょう！
この”快適通勤研究所”では、車 通勤をはじめ電車バイクなど・・・
今後とも”快適通勤研究所”をよろしくお願い申し上げます
