Z125PROを新しい チェーン に、自分で交換してみました!
毎日 Z125PROで通勤するオッサンLABO(@ossan_labo)のオッサンです
Z125PRO バイクチェーンが劣化して、D.I.D 420NZ3を購入したのですが・・・
バイク チェーンについて調べていると、意外と自分で交換できそうなんですね
お店で交換をお願いすると、数千円かかるので自分で交換してみました
ということで今回の記事テーマは・・・
というお話です
バイク チェーン
先日4,000円ほどで購入した、D.I.D 420NZ3(100リンク)ですが・・・
お店で交換してもらうと、交換費用に4,000円~くらい必要なんですって
お店で交換すると安心ですが、交換費用や時間がかかるのが悩みどころですね
でも自分でチェーン交換が出来れば、交換費用はモチロン無料ですし・・・
お店にバイクを持ち込む手間も無いので、非常にメリットが多いんです
バイク チェーンの交換時期なら、自分で交換してみませんか?
バイク チェーンの交換って自分でできるの?
バイク チェーンの交換って、一見難しそうに思えますが・・・
チェーンの種類によっては、専用道具が無くても交換できてしまう場合があります
まずはバイク チェーンって、元から“輪っか”になっているわけじゃなく・・・
“ジョイントリンク” で、チェーンの両端を繋いで“輪っか”にするんですね
今回購入した、D.I.D チェーンは “ジョイントリンク” が3つあって・・・
- クリックタイプ
- プレート圧入クリックタイプ
- カシメタイプ
まずは自分のZ125PROが、どの “ジョイントリンク” か確認します
クリックタイプ
クリックタイプの“ジョイントリンク”は、ピン溝にクリップを差し込み・・・
ピンが抜けないようにして、チェーンの繋ぐ方法です
簡単にチェーンの脱着が出来て、使用する道具も普通のペンチで可能です
プレート圧入クリックタイプ
プレート圧入クリックタイプは、専用工具等でプレートを圧入してから・・・
ピン溝にクリップを差し込み、チェーンを固定する方法です
プレートが圧入されているため、ピン溝だけで固定するクリックタイプより・・・
結束力が強くなるので、排気量が大きなバイクにオススメです
ただし圧入りするためには、チェーンカッターなどの専用ツールが必要です
カシメタイプ
最後は、クリップを使わずピン部分を“カシメ”て繋げる方法です
ピンの先端を書締めることで、プレートはシッカリ固定され・・・
大きな負荷にも強く、大型の大排気量バイクに使用されます
ただ取り付には、カシメ専用ツールが必要なのはモチロンですが・・・
取り外しにも、カシメ部分を削る必要があるので、グラインダーなどが必要です
Z125PROのチェーン交換に必要な道具は?
チェーンを繋ぐのに “ジョイントリンク” が必要と解ったところで・・・
Z125PRO のチェーンを確認してみると、“クリックタイプ”でした
“クリックタイプ”は、チェーンの脱着がラジオペンチで出来るので・・・
足回りのボルトを緩めるメガネレンチがあれば、自分で交換できそうです!
Z125PRO チェーン交換
ということで、ここからはZ125PROの伸びきった、チェーン交換を説明します
チェーン交換の作業工程を細かく分けると・・・
- アクスルシャフトとアジャスターを緩める
- 古いチェーンを外す
- 新しいチェーンを取り付ける
- チェーンの張りを調整する
4つの作業工程で、チェーン交換が出来ました
実際の作業時間も30分程度だったので、その気になれば誰でも出来ると思います
アクスルシャフトとアジャスターを緩める
チェーン交換をするためには、後輪を浮かせないと・・・
チェーン交換が出来ないため、まずはZ125PROの車体を持ち上げます
Z125PROを持ち上げるには、整備用スタンドを使うのが一番ですが・・・
ジャッキで持ち上げて、ステップの下にレンガを入れました
こんな簡単な方法でも、意外とシッカリ固定されて倒れないんですよ
アクスルシャフトを緩める
まず最初に、ホイールと車体を固定しているアクスルシャフトを緩めます
アクスルシャフトを緩めるためには、ナット手前にある割りピンを外して・・・
17mmのメガネレンチで、反時計周りに回転させます
この時、反対側の14mmのボルト(アクスルシャフト)をレンチで押さえて・・・
ナットと同じように回らないように固定しておきます
アジャスターを緩める
次に、チェーン調整用のアジャスターも左右とも緩めておきます
アジャスターを緩めておかないと、新しいチェーンが入らないので・・・
限界までシッカリとアジャスターを緩めておきましょう
ちなみにアジャスターのナットは、前後でサイズが異なります
- 前方(調整)のナット:14mm
- 後方(ロック)のナット:12mm
後方のナットを緩めてから、前方のナットを締めると・・・
後輪を前に押すことが出来るので、チェーンを緩めて外しやすくなります
古いチェーンを外す
次に作業をし易いように、フロントのスプロケ カバーを取り外します
スプロケカバーは、8mmのボルト3本で固定されていますが・・・
カバーの凹みに入り込んでいるので、ラチェットやT型レンチが必要です
カバーを取り外すと、チェーンとフロントのスプロケが見えましたね
ジョイントリンクを外す
チェーンを外す準備が出来たので、古いチェーンをスプロケから外し・・・
まず “ジョイントリンク” を、見やすい位置に移動させましょう
次にラジオペンチで、クリップを後方に押し出します
少し力を入れるだけで、クリップが後ろにずれると思います
クリップを外したら、プレートをとってピンを押し出してください
ピンが抜けると、あとは簡単に古いチェーンが取り外せます
新しいチェーンを取り付ける
次は、新しいチェーンを取り付ける方法ですが・・・
基本は、古いチェーンとは逆の手順で作業するだけです
今回交換する D.I.D 420NZ3(100リンク)の内容はコチラ
ゴールドの輝きが、めちゃくちゃ渋いですよね!
ではスプロケにチェーンを取り付けて、チェーンの両端を近づけます
チェーンの両端が届かない場合は、後輪が前に来ていないので・・・
後輪を前方に押しこむことで、チェーンに余裕が出来るはずです
ジョイントリンクを取り付ける
チェーンの両端が届いたら、付属のピンを差し込んでチェーンを繋げて・・・
プレートからピン溝が見えるまで、シッカリとピンを押し込みます
あとはピンの溝に、クリップを取り付ければOKです
ちなみにクリップ口が、チェーン回転方向と逆に取り付けるのが一般的です
チェーンの張りを調整する
ジョイントリンクを取り付けたら、基本的にチェーンの交換終了です
アジャスターを緩めて、チェーンが垂れ下がっているので・・・
アジャスターのナットを締めこんで、チェーンを張ります
このときチェーンの張り過ぎに注意で、下の画像にあるように・・・
(a)点を上下させた時に、2㎝くらいのタワミがあるように調整します
チェーンの調整が完了すれば、ナットを締めこんで固定します
古いチェーンと比べると、メモリがかなり前になりました!
最後にアクスルシャフトを締めて、再び割ピンを差し込めば作業完了です
チェーン交換で快適通勤
ということで今回は、購入したZ125PROの新しいチェーンを・・・
お店に頼まず、自分で交換してみました
交換費用は浮いたし作業も意外と簡単で、自分で交換したほうが良いですね
チェーンが新しくなると、加速も燃費も向上するらしいので・・・
チェーン交換時期の人は、自分でチェーンを交換してみるのはいかがですか?
この”快適通勤研究所”では、電車通勤やバイク通勤など・・・
様々な、快適に通勤するアイデアをご提案をしています
今後とも”快適通勤研究所”をよろしくお願い申し上げます